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5. 密輸密漁の取締り
1995年7月に実施したコーストガード西部地方管区による密輸の取締りは、税務情報局(Directorate of Revenue Intelligence)及び税関(Customs)と調整し、結果としてアラビア帆船“Nad−al−Subhah”を麻薬取引に従事している疑いでだ捕した。
コーストガードの船艇、航空機は数多くの調整された作業に動員されている。
大きなオペレーションである“KHABARDAR”は10月にインド西海岸国境付近で行われた。
コーストガードの船艇はEEZの中をパトロールし密漁中の49隻の外国トロール漁船をだ捕した。
その詳細は次のとおりである。

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このデーターから、South Tamil Nadu沿岸沖及びKerala沿岸沖、Andaman及びNicobal地区で大成功であったことは明白である。
これは監視の強化と海空の良好な調整によりなしとげられたものである。
6. SARオペレーション
期間中コーストガードの船艇は51回のSAR業務を行い、102人を救助することが出来た。
コーストガードの船艇は、Indian Mission Control Center(INMCC)Bangaloreから受けた遭難情報に応えて49回の作業を行った。
7. サルベージ業務
本年の意義深い出来事の一つに、MC Pearlの救難とともに実施したサルベージがある。
KandlaからDubaiへ向け海峡通航中の船舶が、1995年9月23日の深夜、遭難通信を発した。コーストガードの巡視船VAJRAが27人の乗組員を救助し、遭難船を航行不能の状態から救出した。
8. 汚染防止業務
期問中、コーストガードは2回の汚染防止作業を東部沿岸Madras沖で船舶所有者の代理人と連携して実施した。
9. 職員の採用と訓練
コーストガードにおける訓練は、優れた職務を遂行するため、最新の技術を並行して保ち、巾広い様々な技能に取り巻かれている。
期間中コーストガードはオフィサー51名Yantriks82名、船艇及び他の下部組織の要員のためのNaviks144名を補充した。
コーストガードのオフィサーは、各種の防衛訓練を確立することについての訓練を委任されている。
少なくともオフィサー1名は、各々Defence Services Staff College及びCollege of Defence Management(CDM)に委任される。

 

 

 

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